
コロナ禍の中、自宅で過ごす時間が増え、アロマオイルについてのお問い合わせをいただくことが多くなりました。
気分転換に、よく眠れるように、リモートワークが集中できるようになど、皆様それぞれの場面での使用目的が増えているようです。
そんな中でも、特に季節にぴったりのアロマはないですかと聞かれることがあります。たくさんありますが、自宅で手軽に取り入れることができるアロマを紹介します。
そもそもアロマとは
古くから植物の香り(アロマ)や精油は身近な存在でした。エジプト文明の頃には、ハーブティーを飲んだりされたようです。
1900年代に入って、フランス人がアロマ(香り)+テラピー(治療)という言葉を使ったようです。
日本では、江戸時代に精油が持ち込まれ、そこから歴史が始まりました。
100%自然由来のオイルを使用することで、身体も心も癒されるのがアロマの世界です。
夏とアロマ
精油は簡単に分けると200種類、もう少し細かく分けていくと300種類を超えます。それぞれに効能があり、精油の製造方法も様々。身近なものだと、カレーのスパイスのクミンやコリアンダーなどもアロマの一部です。
では、夏に特にオススメなのは?
☆ペパーミント☆

清涼感のあるペパーミントは夏にぴったりです。
歯磨き粉やガムなどにも使用されているため身近に感じることが多く、初心者の方にもオススメです。
マスクに一滴もしくは、消毒用エタノールに垂らしてマスクにシュッとすると、爽快感に包まれます。
☆アロマの楽しみ方☆
↓↓↓
〇芳香浴法

精油を拡散して香りを楽しむことで、心と身体のバランスを整える方法です。
簡単な方法で、すぐに楽しむことができます。
・ティッシュペーパーやハンカチに1~2滴垂らしてデスクや枕元に置きます。
・アロマポットやアロマディフューザーなど、専用器具があるとオススメ。
〇沐浴法

精油は水に溶けないため、無水エタノールに混ぜた精油を湯に入れ、全身または一部を浸ける方法です。
入浴の効果に精油の効果が加わることで、相乗効果が期待できます。
・5ml程度の無水エタノールに混ぜた精油を、浴槽または洗面器などの湯に入れ、よくかき混ぜてから浸かります。
・精油の使用量の目安 全身浴1~5滴、半身浴・手浴・足浴1~3滴
※ 肌に刺激を感じた場合は直ちに流してください。
ペパーミントの場合、使用後の体感温度を4℃程度下げる効果があり、夏の入浴にもぴったりです。
当院ではアロマオイルの販売も行っております。気分や症状から適切な精油のアドバイスをさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
監修
AEAJアロマインストラクター・セラピスト 副院長
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