
この時期よく聞く『熱中症』。
なんとなく使っている言葉だけど、詳しくは知らない人へ。
熱中症は、体温を下げるための汗が少ない、出にくいために体温が下がらないことが原因です。
具体的には大きく分けて以下の3つが影響します。
①環境
暑い、蒸す、風がないなど外の環境が身体に影響を及ぼします。
②行動
①の環境の中、スポーツをしたり、庭の手入れや畑仕事、水分補給が十分にできないなども熱中症の原因になります。
③自身の身体
寝不足や栄養不足など、同じ環境でも体調次第で具合が悪くなることも。
また、お年寄りや子供も要注意です。
症状は3段階に分けられますが、初期の症状としては、
だるい、不快感、大量の汗をかくなどです。
※頭痛や吐き気などが出たら即時今の活動をやめてください。
じゃあ、どうすれば予防・対処できるのか。
物理的に身体を冷やし、スポーツドリンクを補給します。
とにかく、上がってしまった体温を下げることを優先してください。
冷やす場合は、クビ・ワキ・ソケイブ(足の付け根)を冷やすと効果的です。
保冷材や、袋に入れた氷を使って下さい。
水分補給は、緑茶NGです。コーヒーもNGです。ビールももちろんNG。
①経口補水液(OS-1等)
②スポーツドリンク
③麦茶
④塩を少しだけ溶かした水
がオススメです。
汗として流出した身体の中のミネラル分も補わないと、体調は整いません。
だらだらと書きましたが、
1.暑い中動くなら、身体を冷やす物(飲み物・保冷材)を持参
2.退避場所(日陰やエアコンの効いた場所等)を確保・確認しておく
3.少しでも体調の変化を感じたら有無を言わさず休む
の3つを頭に入れていただければと思います。
最近はニュースでも「危険な暑さ」と表現されることが多くなりました。
熱中症は軽く見ると本当に危険です。ならないため、早く回復するため、対策をお願いします。
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